仮想通貨GST・GMTの将来性

今回は初心者の方向けにGST/GMTについて解説しています。

GMTとGST

Move2EarnゲームSTEPNの流行からしばらく経ち、今では靴の価格もだいぶ落ち着きました。一時は最低価格で数十万円した靴も今では数千円で手に入るようになりましたが、今でもうまく稼いでいるSTEPNERはちらほらいるようです。

みなさま既にご存じかと思いますが、GSTは、STEPN内でのゲーム内ユーティリティトークンの役割を担っており、報酬として獲得できます。GSTは、ゲーム内のスニーカーのレベルアップや新規スニーカーのミントに使用されます。

一方で、GMTは、STEPNにおけるガバナンストークンの役割を担っており、投票やゲームの進行に利用できます。GMTは、STEPNの開発や運営に関する意思決定において、ユーザーが投票権として使用できます。また、STEPN内の新機能やサービスの利用にも必要となります。

そもそもチェーンごとに価格が違うのはどうなのか

StepnというサービスはSOLチェーンを発端としてBSCチェーン、そしてETHチェーンへとプロダクトのローンチをしてきました。靴の価格だけでなく、GMTやGSTの価格もそれぞれのチェーンで大きく異なります。

なぜこのようなことになると、ゲーム内で靴のNFTやGMT/GSTの互換性がないからなのです。そしてそれはそもそもゲーム内でのNFTやGMT/GSTのやりとりがオフチェーンで行われていることに起因します。

つまり、運営側の匙加減でGST/GMTの発行量やバーンも完全に操ることができるということであり、非常に中央集権的な仕組みになっています。

GSTは発行量が無限に増え続ける。ゲーム内ユーティリティしかない

もし、Stepnというプロダクトに将来性を見出し、その成長性にベットしたいということであるならば、STEPNのガバナンストークンであるGMTの方を購入するべきです。

GSTはユーザーの歩くという行為によって日々ミントされ続けているので希少性は徐々に薄まっていきます(=価格の押し下げ要因）。このGSTはゲーム内でも使用できますが、そもそもGSTを稼ぐためにGSTを使うというロジックがあるため、ユーザーは必要以上にGSTに価値を見出しません。

まとめ

投資目的であるならばGMTを購入すべき。GSTはあくまでゲーム内通貨。