【速報】アルメーダリサーチ、グレースケール投資への訴訟を取り下げ

アルメーダリサーチの姉妹企業であるFTXは、主力のトラスト商品が上場投資信託（ETF）に変換されたことを受け、グレースケール投資に対する訴訟を取り下げたという新たな裁判所の書類が示している。この訴訟は、昨年3月に提起され、FTXの崩壊に続いて、90億ドル以上の投資家資金がグレースケールのビットコイン信託（GBTC）に取り残されたと主張していた。訴状は、FTXの顧客が失ったまたはFTXの関連プラットフォームでロックされた資金を回収し、「最大限に活用」するための包括的な取り組みの一部を形成していた。また、訴状はグレースケールが過度に高い手数料を請求していたと主張していた。ウォールストリートジャーナルによると、FTXは総額160億ドルに及ぶ36075件の顧客請求と、2022年の破産申告書によると、上位50社の債権者に対して約31億ドルの債務を抱えている。グレースケールの広報担当者は、「アルメーダの自発的な取り下げは、この法的行為がまったく根拠がないことを示しています。」と述べた。世界最大のビットコイン投資プールであるGBTCは、今月初めに上場投資信託（ETF）となり、同様の投資商品として初めて証券取引委員会（SEC）の承認を受けた。GBTCの保有者は、この商品が信託であった間、簡単にポジションを解消することができなかった。ETFへの変換後、先週までに約28億ドルがGBTCから流出した。FTXがGBTCの株式を10億ドル以上売却した直後に、訴訟の取り下げが行われたとCoinDeskが初めて報じた。報告では、この情報は、同社の内部文書および問題に精通した情報源に基づいていた。書き上げ時点の月曜日のCoinDeskビットコイン価格指数によると、ビットコインは前日比約3%下落し、40419ドルで取引されていた。