【速報】AaveがPayPalのPYUSDステーブルコインを採用へ

AaveがPYUSDの採用に賛成

Aaveは分散型非信託型融資および借入プロトコルであり、現在PYUSDを採用するためのガバナンス投票を実施中です。参加しているAAVEトークン保有者の99.98%が、PYUSDをAAVEのイーサリアムベースのプールに統合することに賛成しています。この提案に対する投票は、12月18日にTrident Digitalによって提案された温度チェックと呼ばれるもので、木曜日に終了予定です。

Aaveとは

Aaveは、介在者なしで資金を貸し借りできる分散型ファイナンスプロトコルです。DappRadarによると、AAVEは世界第3位のDeFiソリューションであり、プロトコルには約50億ドル相当の暗号資産がロックされています。

Tridentの提案

Tridentの提案によれば、AAVEがPYUSDを採用することで、PayPalのステーブルコインとのシナジーを生み出し、PYUSDとAAVEの分散型マルチコラテラルステーブルコインGHOとの関係を強化することができるとされています。Curve上のPYUSD/USDC流動性プールを奨励しているTridentは、AAVEのPYUSDに対する流動性に初日から500万ドルから1000万ドルを提供する予定であり、ガバナンス提案のチャットでそのように述べています。

囁かれる考え

Tridentは、「この考え方はCurve上での利回りをかなり高く保つことです。これにより、AAVE上でのPYUSDの借入需要を自然に生み出すことができます。そのため、AAVE上で直接的なインセンティブを提供するつもりはありませんが、全体的なインセンティブ戦略により初日から借入需要が生まれることを信じています」と述べています。