【速報】ブルガリア検察当局、暗号通貨レンダーNexoの疑惑の調査を終了

Nexoの疑惑

ブルガリア検察当局は、Nexoに対するマネーロンダリングの疑いを理由にした捜査を終了したとBulgarian News Agencyが報じた。

調査内容

2023年1月に明るみに出たNexoに対する捜査では、税務違反やライセンスを持たずに銀行業を行うこと、コンピュータ詐欺などが指摘され、その中心となったのは、コスタ・カンチェフ、アントニ・トレンチェフ、カリン・メトディエフ、トラヤン・ニコロフの4人の役員だった。

検察の結論

ブルガリア当局は、「犯罪行為の証拠が見つかっていない」とし、「被告たちに対する税務違反やコンピュータ詐欺の証拠も見つかっていない」と報告に述べた。さらに、Nexoが提供する商品は金融商品に当たらないとの結論も下されたという。

Nexoのコメント

Nexoの共同創業者アントニ・トレチェフはCoinDeskに対し、「ブルガリア検察当局によってNexoとその役員たちに対するすべての告発が取り下げられ、犯罪行為がなかったことが確認されたことは、Nexo全体への政治的な攻撃であり、元々行われるべきではなかったことを明確に示している。これにより私たちの名誉も一層回復され、仮想通貨業界における善良な主体にとっても正当なものとなった」とメールでコメントした。