【速報】イーサリアムのDencunアップグレードがテストフェーズに入る

プロト・ダンクシャーディングの実装

イーサリアムの開発者たちは、Dencunアップグレードをめぐるテストプロセスを本格化させています。このアップグレードは来年に予定されており、新しいプロセス「プロト・ダンクシャーディング」によってデータストレージのキャパシティが拡張されます。このアップグレードにより、レイヤー2のロールアップの手数料が削減され、データの「ブロブ」のスペースが拡大されることが期待されています。

アップグレードのテストネットの日程

開発者たちは、1月17日にGoerliテストネットでDencunを実施することを目指していると話し合いました。ただし、重大な問題や何か異常なことが発見された場合は中止する可能性もあるとのことです。また、Dencunのテストアップグレードについてのドラフトのタイムラインも議論され、1月31日には別のテストネットSepolia、2月7日にはHoleskyテストネットを実行し、その後、変更を本番ネットに展開する予定です。ただし、これらの日程はテストネットのフォークの結果によって変更される可能性があると開発者たちは警告しています。

Dencunの予定時期の変更

本来Dencunは2023年の最終四半期を目標としていましたが、開発者たちはアップグレードのエンジニアリングの複雑さを理由に2024年に延期しました。このアップグレードは、今年早期に実施されたShapella以来の初めての大規模なアップグレードとなります。