【速報】OKX ウォレットのiOSアプリに重大な脆弱性が見つかりました。

Certikの警告

Blockchainセキュリティ企業Certikは、以前のバージョンで重大なリモートコード実行（RCE）の脆弱性が見つかったため、OKXウォレットユーザーにiOSアプリの更新を促しています。Certikは以前のバージョンを使用することで、「機密データや暗号資産の潜在的な危険へとつながる可能性がある」と述べました。

OKXの対応

OKXは「迅速に対応し、本日更新されたバージョンを発行した」と述べました。ただし、OKXのウォレットユーザーから資金が盗まれたかどうかは不明です。OKXはCoinDeskのコメントリクエストに直ちには応じませんでした。

最近のハッカーの標的

最近、暗号通貨のウォレットや取引所がハッカーの標的になっており、11月にはPoloniexから1億1400万ドル、HTXとクロスチェーンブリッジHecoから1億ドルが盗まれました。6月には、AtomicウォレットのユーザーがiOSアプリの新しいバージョンへのアップデートを行った後、3,500万ドル相当のビットコイン（BTC）、イーサ（ETH）およびその他のトークンを失いました。先週、LedgerのConnect Kitを標的とした攻撃で、Ledgerの統合を使用したいくつかのプロトコルから48万4000ドルが流出しました。