バーゼル委員会が銀行の暗号資産への露出について新たな基準を提案しました。これにより、銀行が暗号資産にどの程度の露出を持つことができるかが決まることとなります。提案は先月12月に初めて公開されたもので、変更に対するコメント期間は2024年3月まで開かれています。この提案により、バーゼル委員会は世界中の中央銀行の関係者を含む世界的な銀行規制を監督しています。### 新たな基準によると、銀行が暗号資産に露出する際には、その暗号資産が好意的な規制取扱いを受けるために基準を満たしているかどうかが決定されます。具体的には、暗号資産が「Group 1b」のカテゴリに含まれるためには、既存の資本フレームワークに従う必要があります。### また、提案の更新には、為替にペッグされたステーブルコインが持つ必要条件も含まれています。それには、短期満期の債券や高品質な信用格付けを持つ準備資産が含まれます。さらに、準備資産は市場条件がストレス下にある場合でも相対的な安定性が証明されている必要があります。