【速報】米司法省、クリプトポンジスキームの運営疑いで２人を起訴

クリプトポンジスキームの運営疑いで２人を起訴

米司法省は、オーストラリア国籍のデイビッド・サフロン氏とカリフォルニアのビンセント・マゾッタ氏に対し、複数の架空のエンティティを使って被害者から２５００万ドルを盗んだとして告発した。その中には「フェデラル・クリプトリザーブ」と名付けられたものも含まれる。２人はマネーロンダリングの共謀、マネーロンダリング、ワイヤー詐欺の共謀、ワイヤー詐欺、司法妨害の共謀の罪に問われているという。

刑罰

司法省のプレスリリースによると、この2人はそれぞれ最高で約75年の重い刑罰を申し込まれており、ワイヤー詐欺とマネーロンダリングの共謀の各件で20年、ワイヤー詐欺で20年、司法妨害で5年、マネーロンダリングで10年の刑が科せられる可能性がある。さらに、サフロン氏は自身が「保釈中に重罪を犯した」として追加の10年の潜在的な刑罰が科せられる可能性があるという。

過去の疑惑

2019年、サフロン氏は商品先物取引委員会によって、ビットコインと米ドルの被害者をだまし取る企みに関与したとして告発されている。そのスキームにより、被害者は「仮想通貨市場での自動取引ボットを使用して被害者の投資をトレードし、高利益を約束するという偽りのさまざまな取引プログラムに投資するよう誘導された」とされている。

用途

二人が被害者から受け取った資金は、プライベートジェット便、高級ホテル、専属シェフとセキュリティガードの雇用、そしてプライベートマンションの賃貸に使われていた。また、フェデラル・クリプトリザーブ以外にも、「サークル・ソサエティ、ビットコイン・ウェルス・マネジメント、オミクロン・トラスト、マインド・キャピタル、クラウド９キャピタル」といった名前も使用されていた。最新情報はこちらから。