【速報】CoinbaseがProject Diamondを立ち上げ、機関がデジタル資産を直接管理できるようになりました

Coinbaseとその資産管理部門が連携し、Project Diamondというスマートコントラクトプラットフォームを立ち上げました。このプラットフォームでは、機関がデジタル資産を取引し、新たなデジタル資産を作成することが可能となります。ただし、米国外の機関のみが利用できます。### このプラットフォームは、Coinbaseのレイヤー-2ブロックチェーンであるBaseと、Coinbase Prime、Web3 Wallet、USDCなどの技術スタックを使用しています。また、プラットフォーム自体はCoinbase Asset Managementが管理しています。### Project Diamondは、Coinbaseが実際に始動させたBaseが、すでに成功を収めているネットワークです。Baseは今年2月に発表され、8月に正式にローンチされました。開発者は7月からBaseにアクセスできるようになっていました。### プロジェクトDiamonでは、先月初めに、米国外のアブダビグローバルマーケットの金融サービス規制当局に、プラットフォーム上で初のデジタルデットインストゥルメントが成功裏に発行・流通・満期に至ったことをデモンストレーションし、同プラットフォームがRegLabサンドボックスに参加できることを示しました。### Coinbaseは、現実世界の資産をトークン化しようとする銀行や他の機関の列に加わりました。今月初めには、フランス第3位の銀行であるソシエテジェネラルが、イーサリアム上でグリーンユーロ建ての債券を発行しました。その取引額は1000万ユーロ（約1080万ドル）で、3年の期限を持ちます。ソシエテジェネラルは、トークン化された債券は「取引と決済における透明性とトレースの向上、そして取引および決済の迅速性と流動性の向上を保証する」と述べています。