【速報】FTX破産の仮想通貨取引所で顧客情報がFBIに提供される

FTXの金融顧問として活動しているアルバレス＆マーサル・ノースアメリカは、最近の法廷文書によると、過去数ヶ月にわたり顧客の取引データを米連邦捜査局（FBI）に提供していたことが明らかにされました。

アルバレス＆マーサルは、FTXに対する金融顧問を務めており、過去数週間の月額報酬明細書には、複数のFBIオフィスからのサブポーナに関連する依頼を受け、データの分析や取引の調査、特定の情報の抽出などの特定のタスクを行ったことが記載されていました。報道はブルームバーグニュースが最初に報じました。

例えば、法廷文書によれば、「FBIフィラデルフィアのサブポーナ要請に関連する特定の顧客口座および取引に関するすべての取引と顧客口座を調査する」というタスクがありました。

オークランド、ミネアポリス、ポートランドの他のFBIオフィスも依頼を出しました。先週の法廷文書によれば、FTXの崩壊の被害者にFBIがアウトリーチを行っていました。

他の仮想通貨取引所も、顧客口座情報を求めて法執行機関からの依頼を受けています。コインベースは2021年10月から2022年9月までの間に、前年のレポートに比べ66%の増加率で、世界中の法執行機関から12,320件の情報提供依頼を受けたと報告しています。

「必要に応じて、過剰またはあいまいな要請を狭め、より適切に対応した回答を提供するために努力します。また、法的に不十分な要請の場合など、情報を一切提供しない場合もあります。また、個別の顧客情報を提供する代わりに、法執行機関や政府機関の業務に役立つ匿名化された集計データを提供することも目指しています」とコインベースの最高法務責任者、ポール・グリューワルは2022年のブログ投稿で述べています。

FTXの凋落

FTXは、約1年前の破産申請前は最大の仮想通貨取引所の1つでした。顧客が数十億ドルを失った後、元CEOのサム・バンクマン・フリードはバハマで逮捕されました。

バンクマン・フリードは木曜日にFTXおよびAlamedaの創業者からの一連の融資を開示しました。

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