【朗報】ブレイブブラウザがAnthropicのAIモデル「Leo」を導入

ブレイブブラウザにLeoが登場

プライバシー重視のブラウザで知られるBraveが、AIのムーブメントに参加するためにAnthropicのAIモデル「Leo」を導入しました。Leoは解説、分析、文章の書き換えなどが可能なAIツールで、ブレイブブラウザのデスクトップ版で利用でき、モバイル版も近日中にリリースされる予定です。

Leoの特徴と利用方法

Leoは既にブレイブブラウザに搭載されているSummarizerというAI機能を強化し、より高度な機能を提供します。月額15ドルのLeoプレミアムに加入することで、BraveユーザーはClaude InstantやMeta's Llama 2 70Bなどのモデルにアクセスできます。また、Leoは利用者のチャット内容を記録せず、AIモデルのトレーニングにも利用しません。

ユーザープライバシーと将来展望

Leoはユーザーのプライバシーを重視しており、会話は記録されず、ユーザーの情報も匿名とされています。また、有害な応答や違法行為に関わる質問には回答しないようになっています。将来的にはLeoをBraveの機能と統合し、Brave Rewardsやレコメンデーションエンジンと連携させる予定です。さらに、Web3クエリに対応するためにBrave WalletやBrave Newsとも統合する予定です。

AIモデル競争の最前線

AIモデルが市場に参入する競争は激化しており、Microsoft、Google、Amazonなどの大手テック企業が数十億ドルを投じています。AI chatbotの基準となっているOpenAIのChatGPTに対して、Anthropicは最も近い競合企業とされています。AmazonはAnthropicに40億ドル、Googleは20億ドルを投資するなど、AIデベロッパーや投資家は主流の位置を獲得するために資金を投じています。