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【速報】PayPal UK、イギリスの金融行動監視機関(FCA)への登録を完了し、暗号資産に関する活動を提供可能に
PayPal UKの登録が有効化
PayPal UKは、イギリスの金融監視機関であるFCAへの登録を完了し、国内での暗号資産に関する活動が可能となった。FCAのウェブサイトによれば、登録は10月31日から有効となっている。ただし、FCAのウェブサイトに掲示された通知によれば、PayPal UKはFCAが特例を許可する場合を除き、特定の制約の対象となる。
制約が課される
制約の内容として、PayPal UKは新たな顧客を獲得することができず、既存の顧客もトークンを保有・売却するのみで、新たなトークンの購入はできないとされる。また、現行のサービス範囲の拡大もできないことが明記されている。さらに、FCAはピアツーピアの取引の促進、イニシャルコインオファリングへの関与、ステーキングサービスの提供、および暗号資産の貸借など、DeFi活動への参加を禁止するサービスの一覧も提示している。
暗号資産の購入は継続停止
PayPalは、FCAの規制によりイギリスでの暗号資産の購入機能を一時停止しており、これは2024年まで続く見通しとなっている。この期間中は暗号資産の購入はできない。
イギリス政府の規制提案
PayPalの暗号資産の登録が行われた翌日、イギリス政府の財務省は将来的な暗号資産活動の規制に関する最終提案を公表した。これにより、イギリスで暗号資産サービスを提供する企業は登録の承認を受け、FCAの反マネーロンダリング規制を遵守する必要がある。