【朗報】SolanaベースのNFTウォレットアプリ、Backpackが規制された暗号通貨取引所を立ち上げる

Backpack Exchangeが発表

SolanaベースのNFTウォレットアプリ「Backpack」は、規制された暗号通貨取引所「Backpack Exchange」の立ち上げを発表しました。取引所は、ドバイ仮想資産規制機構（VARA）から取引サービスの仮想資産サービスプロバイダーライセンスを取得しました。VARAのスポークスパーソンによれば、厳格な評価プロセスの後、Backpack Exchangeは投資家保護とリスク保証の優先順位にコミットしたとしています。

Coralによる開発と技術

Backpackアプリの背後にあるのは、Backpackアプリ用のSolanaベースのxNFT（"executable NFT"）スタンダード、およびSolana上の有名なMad Labsプロフィール画像（PFP）コレクションを提供するCoralです。Backpack Exchangeはまだ一般公開されていませんが、Coralは5ヶ月間の開発を経て、ゼロ知識証明と多者計算（MPC）などの技術を基に構築されていると述べています。VARAのライセンスは、Backpack Exchangeのみをカバーし、Backpackアプリ内の他のサービスや機能には適用されません。

ユーザー保護と透明性の向上を目指す

Backpackの創設者兼CEOであるArmani Ferranteは、「単一の障害点、資金の保証のなさ、監査性のなさで取引所を使用することが当たり前ではないはずです」と述べ、「Backpack Exchangeは透明性とコンプライアンスの基準を高め、この技術の最善を示すことを目指します。信じるのではなく、検証してください。」と話しています。

プライベートベータ版のリリース予定

Backpack Exchangeは、まず2023年11月にCoralの既存のBackpackおよびMad Ladsコミュニティのメンバー向けにプライベートベータ版をリリースする予定です。その後、2024年第1四半期に一般のユーザー向けに公開される予定です。リリースによると、取引所はまず暗号通貨のスポット取引から始め、その後、デリバティブ取引、証拠金取引などに拡大していく予定です。Backpackは追加のグローバルライセンスを取得する際に拡大していく予定です。