【速報】リップルCEO、元SEC議長の発言に強く批判の声

ブラッド・ガーリングハウス氏のコメント

リップルのCEOであるブラッド・ガーリングハウス氏は、元SEC議長であるジェイ・クレイトン氏の規制のアプローチについて強く批判しました。2023年第1四半期以来、SECは暗号通貨取引所や企業に対する様々な規制措置を発表しています。その際、クレイトン氏は、SECが法的根拠が強い場合にのみ特定の企業に対して法的措置を取るべきだとの考えを表明しました。その上で、規制当局は裁判所の審査に耐え得ると信じる規制や法的事案を導入すべきだと強調しました。

ガーリングハウス氏の反論

ガーリングハウス氏は、クレイトン氏が提起した訴訟が法廷で成功する可能性がほとんどないと指摘し、SECの告訴が単なる無駄なものであることを再確認しました。2020年12月にリップル、ガーリングハウス氏、共同創業者のクリスチャン・ラーセン氏に対して起こされた訴訟では、SECは同社と両氏が「登録されていない持続的なデジタル資産証券の発行」として、XRP（XRP）トークンの販売で13億ドル以上を調達したと非難しました。ガーリングハウス氏は、「ジェイ・クレイトンはリップル、私、クリス・ラーセンに対して訴訟を起こしました。そして、翌日に退任しました」と述べました。

最近の訴訟の進展

クレイトン氏が2023年6月に述べた発言は、最近のガーリングハウス氏とリップル創業者クリス・ラーセン氏に関する訴訟の進展と関連して注目されています。前述のように、米SECはこの2人の役員に対する告発を取り下げました。特筆すべきは、クレイトン氏の任期が予定されていた2021年6月の満了日の前に、この告訴が提起されたことです。

2人の役員の無罪判決

最近の訴訟の進展として、2023年7月にアナリーサ・トーレス裁判官による判決が下され、二次市場でXRPを個人に販売することは投資契約には該当しないとされました。これにより、2人の役員は無罪となりました。