Markets news Bitcoin Institutions
created at
【朗報】JPモルガンがビットコインETFの承認に対する楽観論を報告
JPモルガンは、米国証券取引委員会(SEC)によるビットコイン(BTC)のスポット取引型ETFの承認に対する楽観論が広がっているとの研究レポートを発表しました。この楽観的な見方は、ビットコインが他のデジタルアセットに比べて強い成績を収めていることからも明らかであり、最近、今年の新高値を更新しています。
仮想通貨先物市場の分析が楽観的な見方を支持
JPモルガンの分析によれば、この最近の流れは機関投資家の参加があったことを示しています。特に、CMEビットコイン先物をベースにした先物ポジションの指標が大幅に上昇し、今年最高水準になっただけでなく、FTXの崩壊前の2022年8月以来の水準に達しています。
同様の先物ポジション指標であるCMEイーサリアム(ETH)先物の場合は、依然として抑制されています。
機関投資家の需要がビットコイン流入に反映
ビットコインの流入分析でも最近の上昇には機関投資家の参加が見られます。大口のウォレットに大量のBTCが流入していることは、機関投資家の需要を示しています。
これは以前の四半期とは異なり、「ビットコインの流れが小さいウォレットに主導され、小売投資家によって主に牽引された」時期と対照的です。
米国の投資家がスポットETF承認に向けてビットコインを購入
米国の投資家がスポットETFの承認に備えてビットコインを購入していることがビットコインの上昇の原動力となっています。ビットコインETFの承認により、より多くの投資家が仮想通貨への参入を検討することが予想されます。
JPモルガンの報告書を参考にすると、機関投資家による参加の増加はビットコイン市場の変化を示しており、今後の市場動向に注目が集まることでしょう。
(報道:Sheldon Reback / 編集:日経)