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【特集】dYdXが独自のブロックチェーンを公開、デリバティブ取引の透明性とセキュリティを向上させる

新版のdYdX Chainが公開される

米国の取引会社であるdYdX Tradingは、非中央集権型のデリバティブ取引所であるdYdXの改良版である新しいバージョンであるdYdX Chainのオープンソースコードを一般に公開しました。これにより、取引所のコードのみによって運営され、ユーザーによって制御される透明で安全な取引所が実現されます。

EthereumベースからCosmosベースへのアップグレード

このアップグレードでは、Ethereumベースのレイヤー2ブロックチェーンから、Cosmosベースのプルーフオブステークプロトコルに移行することが含まれており、DYDXトークン保有者によって保護され、管理されます。

テストネットの成功とオープンソースコードのオーディット

dYdX Chainのテストネットは今年の3月に最初に立ち上げられ、その後のアップグレードにより順調に進行しています。また、ブロックチェーン監査企業Informal Systemによる監査では、オープンソースコードには重大なエラーがないことが確認されました。

アクセス制限とPBCへの移行

新しいプロトコルでは、許可のないプラットフォームが構築され、どこからでもアクセス可能となります。ただし、現在のdYdXインターフェースは米国ユーザーをブロックしており、米国によって経済制裁が課されている国々の市民(キューバ、イラン、北朝鮮、ミャンマーを含む)も同様です。また、dYdX TradingはPublic Benefit Corporation(PBC)への移行も発表しました。

未使用逐次処理とユーザーサポート

新しいdYdX Chainは未使用の法的プロセスですので、米国ユーザーの使用は許可されていません。dYdX Tradingは、取引所のインフラをサポートする責任を持たず、すべてがサードパーティによって運営されることになります。それにもかかわらず、dYdX Tradingは、非米国ユーザーに対しては技術サポートを提供する予定です。

【特集】dYdXが独自のブロックチェーンを公開、デリバティブ取引の透明性とセキュリティを向上させる
引用元
https://decrypt.co/202941/dydx-releases-cosmos-based-chain-source-code-ahead-mainnet-launch
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