【速報】Marinade Finance、イギリスのユーザーへのアクセスをブロック開始

Marinade Financeがイギリスのユーザーへのアクセスをブロック開始

Solanaブロックチェーン上で稼働する最大の分散型金融（DeFi）プロトコルであるMarinade Financeが、イギリスのユーザーへのアクセスをブロックし始めたと報じられています。10月23日、イギリスの顧客は、ローカルIPからMarinadeのウェブサイトにアクセスしようとすると、英国金融行動監視機構（FCA）の規則や規制に関連するコンプライアンス上の懸念が理由で、サイトにアクセスできないというブロックページが表示されることを発見しました。Marinade Financeは約7.5万人のユーザーを抱え、ソラナブロックチェーン上にロックされた総額2億4100万ドルの資金の70%を占めています。

イギリスの市場から撤退する企業が増加

Marinadeからのメッセージには具体的なルールは記載されていませんが、このプロトコルは最近のイギリス市場からの撤退企業ではありません。10月16日には、暗号通貨取引所のBinanceが認証問題を理由にイギリスのユーザーの受け入れを停止しました。PayPalもイギリスの顧客に対して暗号通貨取引を停止し、9月末にはBybitも同様の措置を取りました。イギリス金融行動監視機構（FCA）は、10月8日に仮想通貨企業が「公正で清潔かつ透明な」広告を行うための金融プロモーション（FinProm）制度を導入しました。OKXやMoonPayなどの一部の企業は、FCAの規則に準拠する意向を既に発表しています。

Marinade Financeへの追加情報の取得には失敗

CointelegraphはMarinade Financeに連絡し、追加情報を取得しようとしましたが、即座の回答は得られませんでした。