【特集】Nymテクノロジーズ、イノベーションファンドを提供開始

Nymテクノロジーズ、Web3のクリエイターとプライバシーソリューションを支援するためのイノベーションファンドを提供開始

Nymテクノロジーズは、Web3のクリエイター、開発者、コミュニティ、およびプライバシー支持者向けのイノベーションファンドプログラムを発表しました。このプログラムはNymテクノロジーズのベンチャーキャピタル投資家（a16z、Polychain Capitalなど）によって支援され、Nymの技術スタックを使用してプライバシーソリューションを開発することに強いコミットメントを持つ個人やグループを対象にした直接の資金提供を行います。Nymは、ユーザーデータを監視から保護するために「ミックスネット」を使用しています。

イノベーションファンドの応募は11月から開始

Nymイノベーションファンドへの参加申請は、11月から受け付けられます。最初の焦点は、Nym互換のWeb3ウォレット、Remote Procedure Calls（RPC）、および「公共の善のサービス」と呼ばれる広範なカテゴリにあります。公共の善のサービスは、Nymエコシステム全体に利益をもたらす必須のリソース、ツール、インフラ、またはイニシアチブを提供するオープンソースプロジェクトをカバーしています。ただし、Nymは他の革新的な概念とカテゴリにもイノベーションファンドを拡大しており、ユーザープライバシーの向上やオープンソースの協力を推奨するプロジェクトに優先順位を付けるとのことです。

Nymの将来展望としてNym VPNの導入も計画

Nymテクノロジーズは、Nym VPNと呼ばれる分散型サービスの導入を計画しており、ネットワーク通信をさらにプライベートにすることを目指しています。これにはプライベートな支払いも含まれ、Nymによれば「クレジットカードからBitcoinまでをサポートし、これらをNYMトークンに変換してミックスネット用の匿名のクレデンシャルにする」とのことです。また、NymはNymグラントプログラムを導入し、資金提供、開発者サポート、メンターシップ、マーケティングの専門知識、コミュニティの参加、ベンチャーキャピタリストとの繋がり、専門的なオペレーションガイダンスを提供します。これらの取り組みを支援するために、Nymはグループ参加者向けのハッカソンやアクセラレータプログラムを開催する予定です。