【速報】ビットコインが12％上昇、ETF登場の可能性で35,000ドル台へ

ビットコインが35,000ドルに接近

アメリカ取引時間の終わりに一時的に35,000ドルを超えた後、再び下落したビットコイン（BTC）は、アジア市場が開くにつれて35,000ドルに向けての上昇を続けています。CoinDeskの指標データによると、ビットコインは現在34,000ドルを上回って取引されており、Bitcoin Trend Indicatorは「大きな上昇傾向」を示しています。長らく期待されてきたビットコインETFが現実味を帯びていることも影響しているようです。

ブラックロックがビットコインETFを上場

Bernsteinは、ビットコインが31,000ドルの重要な抵抗点を超えたこの上昇について、「ブラックロックがビットコインETFをDepository Trust＆Clearing Corporationデータベースに$BITCのティッカーシンボルとともに上場したことによるもの」と述べています。Woo NetworkのJack Tanは、「ビットコインは現在「反重力」のフェーズにあり、数ヶ月以内に75,000ドルに達する可能性がある」とCoinDeskにメモで語っています。また、Tan氏は、ビットコインETFが実際に承認された場合に起こることの一部は、既に2月の25,000ドルのレベル以降で価格に反映されており、GBTCのディスカウント率が金曜日の終値時点で16％に縮小している、とも指摘しています。

アルトコインはビットコイン・イーサリアムに遅れをとる？

Tan氏は、アルトコインはビットコインとは異なり、テック株と同様に取引されているため、ビットコインおよびイーサリアムよりもパフォーマンスが低くなると予想しています。Tan氏はまた、「ビットコインが大半のポジティブな要因を受けており、BTCのドミナンスは2021年初以来で最も高くなっており、代表的なデジタルアセットがETHおよびステーブルコインから市場シェアを奪い始めている」と、Bybitの金融商品担当デイビッド・ローがTelegramのメッセージで補足しています。また、GBTCの割引幅が狭まっているため、将来的には一部の投資家が40％割引で購入したものをこれらの価格で売却する可能性があるため、GBTCには一部の売り圧力が生じるかもしれない、とも述べました。

ビットコインは現代のゴールドとして浮上

Maple Financeの資本市場および成長の責任者であるQuinn Thompsonは、ビットコインが金の現代的な代替品として浮上し、経済的な不確実性の中で投資家の避難所となっていると指摘し、ブラックロックのCEOであるラリー・フィンクの最近の仮想通貨の上昇を「品質へのフライト」と説明しました。Thompson氏は、最近のCoinDesk TVのインタビューで次のように述べました。「フィンク氏の『品質へのフライト』というコメントは、ポール・チューダー・ジョーンズ氏の最近の発言とも一致しています。20年前は金がこの役割を果たしていたが、今はビットコインです。彼がこれらの意見を公に述べることは、SECが彼のETF申請を否認するつもりでない限りはありえません。」