【速報】Marinade FinanceがFCA規制を理由にアクセス制限

Solana最大の分散型金融（DeFi）プロトコル、Marinade Financeが、英国のユーザーに対してFCA規制に関連する「コンプライアンス上の懸念」を理由にアクセス制限を行っています。

英国のユーザー向けのランディングページには警告メッセージが表示されますが、「ユーザーはSDKを通じて流動性を引き出したり、遅延したチケットを請求したり、引き出しの遅延をすることができます」と述べています。Marinadeは、Solanaブロックチェーン全体のトータルバリューロック（TVL）の大部分を担当しており、ネイティブおよび流動性ステーキング製品に2億4800万ドルが分散されています。DefiLlamaによると、Solanaブロックチェーン全体の資産総額は約3億5000万ドルです。

Solana最大のDEXであるOrca Financeも英国ユーザー向けに地理的な制限を追加しました。

U.K.のユーザーに対する制限は、FCAの新しいプロモーション規則に対応したものであり、暗号関連商品やサービスのマーケティングを制限しています。中央集権型の仮想通貨関連事業者であるBybitやPaypalは英国市場からの撤退を行い、BinanceはFCAのプロモーション規則の発表後、新規の英国登録を一時停止しました。Lunoも一部の顧客に対して暗号通貨への投資をブロックしましたが、地理的制限はKYCチェックを必要としないほとんどの分散型プロトコルでは珍しいです。