【朗報】Binance、ユーロ取引のための新たな提携先を締結

Binanceの新たな提携先

暗号通貨取引所のBinanceは、ユーロバンキングパートナーであったPaysafeが提携を停止してから1ヵ月後に新たな提携先と契約を結びました。金曜日に発表されたプレスリリースによれば、「我々は新たな規制された正規のビットコインパートナーと契約を結び、コミュニティにさまざまなフィアットサービスを提供しています。ユーザーはすでに新しいサービスに移行を開始しました」と述べています。

提携から生まれるサービス

この提携により、Open BankingやSEPA/SEPAインスタント経由でのユーロ取引、銀行カードとフィアット残高による暗号通貨取引、SEPA/SEPAインスタントによる暗号通貨の売買などが提供されます。SEPA（Single Euro Payments Area）は、ユーロ圏内の36ヵ国で無キャッシュユーロ決済を可能にするものです。

フィアットサービスの重要性

Binanceは「フィアット通貨から暗号通貨へ、そして再びフィアット通貨へ簡単に変換できることは、デジタル資産の採用をグローバルに進める上で重要な要素です。フィアット通貨の買いや売りが簡単ではないと、暗号通貨に初めて触れるユーザーはそのプロセスを直感的でなく、躊躇してしまいます。フィアットサービスの提供は、暗号通貨エコシステムの参加者全員にとって使いやすさを提供するものです」と述べています。

Binanceのヨーロッパにおける挫折

Binanceの新たな提携先は、同社が夏にも大きな挫折を経験した後になされたものです。ドイツの金融規制当局BaFinは、Binanceのカストディライセンス申請を拒否しました。