【速報】イーサリアムのステーキング需要が平準化：Coinbaseの調査レポート

イーサリアムのバリデータ条件が初めてシャンハイアップグレード以来ゼロになる

Coinbaseは、5月のシャンハイアップグレード以来、イーサリアムのブロックチェーンバリデータキューが初めてゼロになったと発表した。イーサリアムのステーキングへの投資家需要が平準化していることを示している。

最近のステーキング収益率は3.5%に低下

バリデータは報酬と引き換えにイーサリアムをロックし、トランザクションを検証する。最近のピーク時にはバリデータのエントリーが最大容量に達しており、ステーキングの収益率は5%以上から3.5%まで低下した。

イーサリアムのオンチェーン活動は安定

Coinbaseによれば、イーサリアムメインネット上の活動は第3四半期に安定しており、トータルロールアップトランザクションが増加しているとのこと。イーサリアムプロトコルの大規模なアップグレードは、2024年上半期に予定されている「Dencun」までないため、オンチェーンの活動に重大な影響を与える技術的要因はないと予想されている。

Dencunアップグレードによる改善提案（EIP）の追加

Dencunアップグレードには、さらなるデータストレージの追加とブロックチェーン上の手数料の削減を目的とした5つのイーサリアム改善提案（EIP）が含まれている。