【特集】Account Labs、$7.7Mの資金調達とUniPassウォレットのローンチを発表

シンガポールのウォレットプロバイダー、Account Labsは、Amber Group、MixMarvel DAO Ventures、Qiming Venturesを含む投資家主導で7,700万ドルの資金調達を発表

資金調達と同時に、彼らのユーザーセントリックなアプリケーションUniPassウォレットがローンチされました。これは、P2Pステーブルコインの送金に特化した自己保管ウォレットです。

UniPassウォレットは、アカウント抽象化を活用して、ユーザーエクスペリエンスを向上させる予定です。アカウント抽象化とは、"スマートウォレット"とも呼ばれる機能であり、スケジュールされたトークンの送金、送金許可、バッチ処理トランザクションなど、オンラインバンキングと同様の機能を提供することができます。

また、アカウント抽象化を追加することで、UniPassは新規ユーザーがGoogleログインを使用して新しいウォレットを作成し、MastercardやVisaカード、Apple Payでトップアップすることも可能になります。さらに、UniPassウォレットはガスレストランザクションを実現します。これにより、ユーザーはネイティブトークンであるガス料金を支払う必要がなくなり、USDCやUSDTなどのステーブルコインで支払うことができます。

Account Labsは、東南アジアでの仮想通貨の採用率の高さを認識し、フィリピンを皮切りに、ベトナム、マレーシア、インドネシアなどの地域でUniPassウォレットのローンチとテストを行います。UniPassウォレットは、Polygon上に構築され、最初はAndroidデバイスで利用できます。また、KYC（顧客確認）の必要はなく、世界中のユーザーが利用できます。